男の気配り【ジャケットのボタン編】
こんにちは!
オーダーサロン COCOROZASHI SUITの篠田です。
日本は負けてしまいましたが毎晩サッカーワールドカップを見て寝不足が続いている人も多いのではないでしょうか?
学生時代をサッカーに捧げてきた私もその中の一人で、寝不足で朝が辛くなるのを覚悟で出来る限りの試合を観戦しています。(笑)
さて、先日のブログでご紹介させていただいた
【男の気配り(肌着編)】は、お役に立ちましたでしょうか?
本日は【男の気配り(ジャケットのボタン編)】をまとめさせていただきます。
まず最初にこの写真からご確認ください。
フロントボタンをしっかり全部留めてあるので、礼儀正しい印象に見えますね。
・・・・・
・・・・・
と、思われ方は是非最後まで読んでいただけるとお役に立つと思います。
基本1.留めないボタンが存在する
ジャケットの場合、一般的に3つボタンと2つボタンがありますが、写真のようにボタンを全部留めるのが礼儀やマナーだと思っている方もいらっしゃると思います。
まず最初にお伝えすることは〝フロントボタンの一番下は留めません!!〟
これはマナーというよりも〝決まり〟です。
マナー違反になると思いわざわざ全部留めている方がおられますが、ジャケットの構造上一番下のボタンはシルエットが崩れたり、変なシワが入ったりと見栄えが悪くなります。
基本2.立っている時と座っている時の違い
・立っている時はボタンを留める
・座っている時はボタンを外す
これに関してはマナーではなく、〝こうしても良い〟という認識で覚えておいてください。
海外の映画やドラマなどスーツ姿の俳優の仕草を意識的に見ていただけると分かりますが、必ず座る時にボタンを外していることに気付かれると思います。
しかしTVのニュース番組などのキャスターは留めたまま原稿を読んでいます、これは視聴者に対してだらしなく見えないようにする為であり、就職活動の面接などでは留めたままの方が良い印象を持たれる時もあるので臨機応変な気配りが必要です。
基本3.テーラードジャケットの場合
カジュアルや休日スタイル、最近ではビジネスでも増えてきたテーラードジャケットの場合はオープンにしておくことが基本です。
しかしビジネスシーンや目上の方に会う場合はスーツ同様に一番下は外したままでOKです。
基本4.スリーピースとベストの場合
ベスト付きスーツ、いわゆるスリーピースを着用する場合のジャケットボタンは留めなくても問題ありません。もし誰かと会う際にも失礼にはならないので安心してください。
また当店のお客様でもよく間違われる方がいらっしゃるのが〝ベストのボタンの留め方〟
ベストもジャケット同様に一番下のボタンは留めないのが正しい着こなしとなります。
いかがですか?
すごく基本的なことなのですが、思っている以上に間違えている方が多いのも事実です。
先日もある大きな舞台で表彰されている方がボタンを全部留めていたため、変なシルエットになっているのを見かけました。
せっかく立派な賞を受賞し後日写真を見たら残念なことに・・・なんてならないよう、これくらいの知識は付けておいた方が良いかもしれませんね。
是非、参考にしてください。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
オーダーサロン COCOROZASHI SUIT
TEL 052-757-5573
MAIL n.shinoda@cocorozashi-suit.net