男の気配り【靴下編】

こんにちは!

オーダーサロン COCOROZASHI SUITの篠田です。

いつもブログを読んでいただき、本当にありがとうございます。

 

本日は男性ファッションでのコーディネートやマナーといった予備知識をご紹介している〝男の気配り〟シリーズのネタを追加します。

第5弾は【靴下編】をご紹介させていただきます。

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※過去に書かせていただいた内容も良ければご確認ください。

1弾【肌着編】

2弾【ジャケットのボタン編】

3弾【シャツ編】

第4弾【シューズ編】

 

今回は第1弾の肌着同様に案外おろそかになりつつある靴下にフォーカスした内容ですが、ファッションでトレンドを意識したスタイリングを実現させるためパンツ丈を短くしあえて素肌を見せるスタイルがありますが、そういったスタイルを否定している訳ではありません。

男の気配りシリーズはファッション性を重視したスタイルとは違い、あくまでも男性の身だしなみ、クラシカルなスーツスタイルやシャツ・靴のこだわりをまとめた内容となっているのでご了承ください。

それでは、今回も最後までお付き合いよろしくお願いします。

 

靴下とは?

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英語では長い靴下のことをストッキング(stocking)、もしくはホーズ(hose)

短い靴下をソックス(socks)と呼び、日本語のように靴と言う言葉は入っていません。

日本と西洋の異なる文化として家に入る時には靴を脱ぐという習慣があります。

日本ではそういった場面で穴が空いていたり・汚れていたり・臭かったりしないよう機能性に優れた商品がたくさん販売されています。

しかし本来の靴下とは、ファッションの一つであり礼儀・礼節・マナーのためのアイテムになります。

 

靴下の役割は?

皆さん、ちょっと想像してください。

今、目の前に法律系映画やウォール街を舞台にした映画に出ていそうな、いかにも仕事がデキそうな俳優が会議室に入ってきました。

濃紺スーツにホワイトシャツ、ネイビーネクタイに黒のストレートチップ、スーツはジャストサイズで颯爽と席に付きカッコよく足を組んだ瞬間、垂れた靴下とスーツの隙間から素肌が見えしかもすね毛まで出ている・・・・・・(-_-;)

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う~ん・・・

う~ん・・・・

う~ん・・・・・

どうでしょう??

いくら立ち居振る舞いがダンディでであったとしても、どうしてもちょっと滑稽に見えてしまいませんか??

私ならその会議中、もうずっとそこが気になってしまいそうです(笑)

ちょっと変な表現をしましたが、西洋ではスーツスタイルで最もみっともないと言われてるのが、この〝すねをさらす〟という行為だと覚えておいてください。

そこで、私の考える靴下の本来の役割は以下です。

⓵足(脚)の保護

⓶素肌を見せない

⓷靴とのバランスを整え引き締める

 

選んで欲しいホーズ

役割も確認できたので、ここでは靴下ではなくあえてホーズと表現させていただきました。

ホーズとは最初に説明した長い靴下、身近な言葉で言えばハイソックと呼びヒザ下までのタイプのことを指します。

春夏秋冬のある日本の気候で暑い夏に丈の長い靴下を履くのは少々気が引けますので、個人的には結婚式やパーティなどフォーマルシーンだけでもホーズを選んでいただければ良いかと思います。

カラー:濃紺か黒

デザイン:無地か小紋柄 ※ブランドロゴも不要

※スポーツソックスや白ソックスは避ける

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いかがでしたでしょうか?

前回のシューズ編と同じく、思っている以上に靴下は重要なファクターだという事をご理解いただけましたでしょうか。

特に先ほどの例にあったように、スーツ・ジャケット・シャツ・ネクタイ・シューズ・ベルトなど人一倍こだわっている方が靴下をハズしてしまうと苦労が台無しになってしまいます。

文章内にも記載しましたが、日本の気候では年中丈の長いハイソックを履くことは現実的に難しいと思いますし、私も正直そこまではやりきれていません・・・。

しかし、そういったシーンで恥をかかないための礼儀・マナーとして知っておくことで何かあったときの皆様のお役に立ってくれることを期待してまとめております。

最後までお付き合いくださり、ありがとうございます。

 

 

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