年末のご挨拶
こんばんは!
トリプレッタの篠田です。
当店は〝服装で伝えるメッセージ〟をコンセプトに営業しております。
本日29日の営業を持ちまして2020年度の仕事納めとさせていただきます。
今年はコロナ禍一色の中、先の見えない暗闇をとにかく一歩一歩確実に前に進むような感覚で過ごしてきましたが、当店もなんとか無事に1年を終えることができました。
これもひとえに応援して下さるお客様がいてくださったお陰で、言葉に表すこともできないくらい感謝の気持ちでいっぱいです。
本当に、本当に、ありがとうございました。
緊急事態宣言
全国一斉の臨時休校
飲食店の営業時間短縮
海外渡航中止….等々、今まで経験したことのないことばかりでした。
それにともない、ZOOMを使用したリモート会議や在宅勤務などが急速に普及したことにより、
イメージ的には無自覚のまま3年~5年ほど未来に住んでいるような感じです。
強制的に〝変化の渦〟に引っ張られた状態ではありますが、今一番重要なことは〝この変化をどう捉えるのか〟ということであり、〝変化を機会〟として捉えることができれば生き残る可能性はあると思います。
ここで一つ、変化のストーリーをご紹介します。
交通手段が馬車の時代、馬用の鞍やハーネスといった馬具用品の製造販売をしている会社がありました。
クオリティの高さと顧客のニーズに合った商品は世間から高く評価されていましたが、時代の変化により馬車から蒸気機関や自動車に交通手段が変わっていくことが予想されます。
そこでこの会社は、今まで成功を収めていた馬具の製造販売から軸足を抜き、持っている革製品の加工技術を活かしたバッグの製造にチャレンジしました。
これが世界で有名な高級ファッションブランド【エルメス】の誕生ストーリーです。
もしこの時、我々は馬具メーカーだからと馬用品を作り続けていくぞ!と変化を受け入れず現状を保持しようとしていれば、当然今のエルメスは存在しません。
まさに〝変化を機会〟として柔軟に捉えた成功事例ではないでしょうか。
人は誰しもコンフォートゾーンを守ろうとします。
それは当然ですよね、だって楽ですもん。(笑)
居心地のよい場所に成長はない!
快適すぎる環境では成長しにくい!
成長したければ、思い切って今の場所から一歩踏み出す勇気が必要です。
もちろん成長を求めていない方にとっては必要のない話かもしれませんが、
アフターコロナの時代に向け、2021年以降はコンフォートゾーンを抜け出しイノベーションを起こす意識と覚悟を持つ姿勢が加速化してくる可能性が高いと見ています。
新型コロナウイルスによって否応なしに舵を切られた2020年、この変化をどう捉えるのか?
改めて私自身も年末年始に今一度考えてみようと思います。
皆様にとって素敵な2021年になること、心より願っております。
そしてトリプレッタもイノベーションを起こせるようチャレンジを続けていく所存です。
皆様、良いお年をお迎えください。
また2021年もどうぞよろしくお願い致します。
トリプレッタ
代表 篠田直希