バンクシー展に行く!
こんにちは!
トリプレッタの篠田です。
当店は〝服装で伝えるメッセージ〟をコンセプトに営業しております。
先日、名古屋ボストン美術館へ行ってきました。
目的は≪バンクシー展 ~天才か反逆者か~≫です!
ビジネスにおいて論理的思考が重要ですが、そこに〝観察力〟〝表現力〟〝美的感覚〟が合わさることでより広い視野で物事を見る力や考える力が養われると思います。
美術館鑑賞も大変勉強になることは分かっていても、どうしても興味がないと行かない理由ばかり・・・。
しかし、なにごとも時代に合わせて進化していかないと今の世の中のスピードに付いていけなくなると決心し、まずは流行している場所に行って、なぜ流行っているのかを考えてみよう!という気持ちで行ってみました。
そもそもバンクシーとは
イギリスを拠点に活動する匿名の芸術家。
世界中のストリート、壁、橋などを舞台に神出鬼没に活動している。
アート・ワールドにおいてバンクシーは、社会問題に根ざした批評的な作品を手がけるアーティストとして評価されている他、テーマパーク、宿泊施設、映画の制作など、その活動は多岐にわたる。
バンクシーの代表的な活動スタイルであるステンシル(型版)を使用した独特なグラフィティと、それに添えられるエピグラムは風刺的でダークユーモアに溢れている。
その作風は、芸術家と音楽家のコラボレーションが活発なイギリス西部の港湾都市ブリストルのアンダーグラウンド・シーンで育まれた。
日本では2018年にロンドンのオークションハウスで販売された「風船と少女」が104万2000ポンド(日本円で約1億5500万円)で落札された直後にシュレッダーで下部半分が裁断されたことがキッカケで有名になりました。
オークション反対派のバンクシーは、ストリート壁画のためそもそも販売用として描かれていないことから、バンクシーなりの挑発だと言われています。
館内では落札から裁断迄の一連の映像が動画として流されていました。
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メッセージ性の強い絵が特長的なバンクシー作品ですが、作品を見てどう感じるかは人ぞれぞれで正解も不正解もないと思っています。
現在の自分が作品から何を感じることができるのか、感情面はどう動くのか、こうした未知のワクワク感を楽しんでみます。
またせっかくの機会なので、今の自分の持っている感性がどうなのか知るために〝しないこと〟を決めていきました。
1)事前にバンクシー情報を予習しない
2)解説を読んだり、音声アプリも聞かない
では早速バンクシーワールドへ
バンクシー展はすべての展示物が撮影OKとなっているのでルール違反ではありません。
いくつか写真を掲載しますので、良かったらスクロールしてバンクシーの世界観を楽しんでください。
まとめ
主に戦争・暴力・テロに対するメッセージを込めた作品が多かったように感じます。
写真いはありませんが2人の子供が防弾チョッキを着用したまま遊んでいたり、ミッキーマウスとロナルド・マクドナルドと手を繋いで空爆から逃げる子供など、
デザイン自体はポップですが内容はかなりヘビーな作品もあります。
12歳の娘も一緒に行きましたが、子供は子供の世界観での感じ方があったようです。
今までなんとなく毛嫌いしていた美術館ですが、現時点の自分の感性を確認することと同時に磨くこともできる。
また、どうして世界中の人から人気があるのかを自分で考えることの重要さを体感することもできました。
美術館に限らず、こういった作品や展示物を見るという行動は必ず自身の情報に蓄積されているはずです。
今後もこうした行動は続けていこうと思います!