2018年8月22日

短い脚でも細く長く見せるパンツスタイルのコツ！

こんにちは！オーダーサロン　COCOROZASHI SUITの篠田です。

当店でお仕立ていただくお客様から多くいただく要望に〝足を長く見せたい〟というのがあります。

これは細身のパンツでスタイリッシュに着こなしたいと思っているけど、年齢による体型の変化や若い時にやっていたスポーツの名残で太ももやふくらはぎが太かったり、足自体が短かったりして望んでいるようなシルエットになかなかならないというのがお悩みです。

本日はそんな下半身のシルエットでお悩み方がどう解消していけば良いのかをご紹介させていただきます。是非、最後までお付き合いください。

丈を長くすると逆効果

ファッションに興味無い方に多いパターンとしてパンツ丈を長くして足元に溜まっていることがありますが、実はこれは逆に〝足を短く見せてる〟原因になっています。

これは足元にできた溜まりの影響もあり、生地が余っている＝足が短いと見えます。

足元はなるべくスッキリ見せることがポイントです。

トレンドの傾向や足長効果もあり丈の長さを短めにすることが主流ですが、ではどれくらいの長さが丁度よいのかと悩んでしまいますよね。

個人差がありますが、一つの目安としては〝くるぶしが出るほどの丈にしなければOK〟です。

もちろんくるぶしが出ているパンツがダメという訳ではなく、実際にくるぶし丈の場合にはこういう着こなしでスタイリッシュになりますので、あくまでもどう着たいかによって若干の長短を決めるのがポイントです。

また裾の巾についても18㎝～20㎝を目安にしていただければOKです。

しかし、これはふくらはぎの太さとも連動してきますので注意が必要です。

また、当店でも今まで長く履いていた方が短めのパンツにチャレンジしてみたものの、フィッティング時に修理で伸ばすことも実際にあります。

服は着慣れという概念もありますのでパンツ丈を短くしていくには少しずつ段階を踏んで慣れていくことがポイントです。

足が太い方に多いのが日常的に太めのパンツを選択している傾向がありますが、これも逆効果でより太く見えます。かといってもパツパツは良くありませんので、適度に足の太さに合ったパンツを選ぶことがポイント。

太めのパンツは履いていて楽ではありますが、思っている以上に太く大きく見えてしまうので注意が必要です。

お洒落な人が履いている白はスタイリッシュでカッコいいのですが、そもそも白は膨張色なので一番オススメしているのは〝ネイビー〟です。

比較的ファッションに気を使われている方には縦長効果もあるストライプ柄なんかも効果的です。

スタイリッシュなパンツスタイルを求める際、かなり重要なのが膝下の見せ方です。

ヒップやワタリに多少ゆとりのあるパンツを履いていても、膝から下が長く見えたら圧倒的に足は細く長く見えるということでもあります。

これは〝テーパード〟と呼ばれる膝から裾に掛けて細めていくディテールを選べば解消できます。

以上が、〝短い脚でも細く長く見せるパンツスタイルのコツ！〟になります。

比較的簡単なポイントになっていますので、是非参考にしてみてください。

当店もパンツシルエットにはかなり拘っておりますので、良かったら試しに作ってみてくださいね♪

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