理想的なスーツとシャツの着数は?
こんにちは! オーダーサロン COCOROZASHI SUITの篠田です。
初めてオーダーされるお客様からよく聞かれる質問の一つに 『スーツとシャツは何着必要か?』ということがあります。
よく聞かれることですので、改めて理想的な着数をご説明させていただきます。
スーツ編
Q:スーツは何着持っていれば良いのか?
A:春夏用3着+秋冬用3着=6着
主な理由としては以下のようなことが挙げられます。
✓ 基本は1着2休
✓ 急なクリーニングでも対応可
✓ 摩擦や摩耗による生地負担軽減
季節にもよりますが人はじっとしていても1日0.5ℓ、ハードに動く営業職などは1.0ℓ~1.5ℓの汗をかきます。
その汗を乾燥させるには2日は必要、しっかり汗の湿り気を取り除いていかないと脂分を含んだ湿気で生地を大きく痛める原因となります。
また、ランチや飲み会などで付いた汚れはクリーニングに出していかねばなりません、その期間は最低でも2着で回さないと毎日同じスーツを着ることになります。
そして、一番大きいのが摩擦や摩耗による生地への負担。
人それぞれライフスタイルや職種によって異なりますが、日常生活を送っていると必ず体は動いています。 椅子に腰を掛けたり、歩いて移動したり、鞄とスーツが擦れたり、こういったことが1日中続きます。
この摩擦や摩耗を少しでも回避するには着数を多く持っていくことが重要になってきます。
特に多いのがパンツの後ろポケットの摩耗や物を入れることにより起きるパンクです。
最近のパンツはゆとり量を少なめにすることが多いので、なるべくパンツの後ろポケットは使わないよう意識するだけでも大きく変わってきます。
シャツ編
Q:シャツは何枚持っていれば良いか?
A:最低6枚 私がオススメする6枚の内訳は
✓ 白シャツ × 3枚
✓ ブルーシャツ × 2枚
✓ ストライプシャツ × 1枚
これはシャツを1週間ムリなくローテーションするために最低限必要な6枚だと思ってただければOKです。
基本はもちろん白ですが、ブルーは比較的薄いサックスブルーをできればオススメします。
これは少し距離を置いてみると白に見えるので、スーツやネクタイなどとも合わせやすいということもあります。
ストライプはロンドンストライプと呼ばれる同じ幅で等間隔のストライプが入ったデザインをイメージしていただければ良いかと思います。
こちらもストライプの色がネイビーかサックスブルーをお選びいただければ、案外どんなスタイルにも合ってきますのでスタイリングに悩むという時間の無駄を省くことができます。
そして、この〝時間の無駄を省く〟というキーワードが大変重要になってききます。
タイム・イズ・マネー=時は金なり 仕事を頑張るビジネスマンにとって時間は有限で貴重な資源、装いという人から見る外見が与える印象もとても重要ではありますが、そこでの数分を削減することも個人的には重要だと考えます。
スーツとシャツの必要着数、いかがでしたか?
これから迎える秋冬への衣替え時にご自身がお持ちの枚数をしっかり数え、不要なものは断捨離して見直してみるのも良い機会になると思います。
最後までお付き合いいただき、ありがとうごいました!
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