モノからコト、コトから〝ヒト〟へ変わる

おはようございます!

トリプレッタの篠田です。

 

以前から言われていた【モノ消費からコト消費への変化】がありましたが、今後は【コト消費からヒト消費】へ変わると私は考えています。

新型コロナウイルスが世界的に流行したことにより、このメカニズムはより一層加速化し今後ビジネスを設計する上で常に意識しなければならないポイントだと感じます。

 

〝コト〟から〝ヒト〟に変わる背景

1.モノが溢れる時代において需要の減少や社会の情報化・高度化など成熟化が進み、モノを提供するだけのサービスでは満足度が得られなくなった

 ⇊

2.どんな商品でも一定レベルに達し、どんな商品でもそれなりの機能性や性能レベルに達してきている

 ⇊

3.どこで買っても、どこで食べてもそれなりの満足を得られるなら、次は誰から買うか、誰を応援したいかに変わる

 

一言でいえば、どんな商品・どんな店(サービス)でも昔ほど大差が無くなってきたということ。

そこに慣れてしまった我々は「誰にお金を落としたいか」という考えになり、その導線をどう構築するかでビジネスがうまくいくかどうかの分岐点となってくる。

 

〝コト消費〟とは?

モノ消費は言葉通りのモノ(商品・サービス)だと明確ですが、コト消費はその商品・サービスを購入することよによって得られる体験・経験のこと。

例えば、私のビジネスの場合はお客様にスーツを売り込もうとすればするほど売れなくなり、

そのスーツを着ることによって人からどう見られたいか?

そのスーツを着ることによって自分がどうなりたいか?

など、スーツは手段の一つで手段を利用して得たい未来への経験や体験が価値となります。

 

〝ヒト消費〟とは?

では〝ヒト商品〟とはどんなことを指すのでしょう?

特に20代などの若い世代の価値観に見られるヒト消費ですが、何かをするコトではなくその体験を誰と一緒に経験するかが消費のキッカケとなってきています。

お店が打ち出すキャンペーンやイベント、意外とこういったことは重要ではなく集まるメンバー次第で行動するかどうかを決めること。

例を挙げれば口コミが分かりやすい例えになります、自分の信頼している友人や尊敬している先輩から勧められた商品や店には安心感が生まれ消費が生まれます。

 

今何をしていかなければならないか

このようにモノからコト、コトからヒトに変わっていく社会に変わる中で、今自分は何をしていかなければならないか?と考えてみる。

良いモノ、安いモノ、を追求するのは当然大切な要素ですが、もっと重要なのが〝コミュニケーション〟です。

ようは〝いかにヒトと繋がることができるか!!〟ということ。

 

会社という小さな枠の中だけでなく、趣味や勉強会など外の世界のヒトと繋がっている量をどこまで増やしていけるかが重要です。

一言で言えば【個人の魅力が勝負】になるということですね!

 

まずは今の自分がどんなコミュニティに属してるか?

どんな価値観を共有しているのか?

を考えてみることから始めてみると良いかもしれませんね!

 

最後までお付き合いくださり、誠にありがとうございます(^.^)