これさえ覚えておけば大丈夫!(ネクタイ結び方編)

こんにちは。

仕立屋 志スーツの篠田です。

クールビズが始まってからノーネクタイが主流になりつつありますが、公式な場面やお客様に会う時にはネクタイ着用しなければならならい時もあります。

皆さんは、ネクタイの結び方を何種類知っていますか?

意外と普段している一種類しか知らないという方も多いのではないでしょうか、シャツの衿型やネクタイの素材などで形や大きさなどを調整できるようになると着こなし幅も広がります。

今日は〝これさえ覚えておけば大丈夫!〟(ネクタイの結び方編)として

定番3種類をご紹介させていただきます。

プレーンノット

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あらゆる結び方のうちで、最も簡単で基本的なスタイル。

使用頻度も応用範囲も一番高い結び方で、脱着による生地への負担も少ないため、多くの方から支持されています。

適した衿型:レギュラーカラー、セミワイドカラー

 

 

ダブルノット

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二重に重なるノットが特徴の結び方。

プレーンノットの大剣を二重巻きにするので、結び目にボリュームは出ますが、大きすぎず上品に仕上がります。ノットの重なりが少し見えるように巻くのがポイントで、このズレた部分がお洒落だと言う方もいます。

ちなみに私はこの結び方をしています

適した衿型:セミワイドカラー、ワイド系全般

 

 

セミウインザーノット

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左右対称で正三角形になるのが特徴の結び方です。

ウインザーノットでは大検を2回掛けするのですが、結び目が大きくなり過ぎてしまうので1回にし、仕上がりのボリュームを抑えます。プレーンノットやダブルノットなど結び目が少し台形になるのが気になるという方におススメです。

適した衿型:ワイド系全般

 

 

いかがですか?

知っている方もいらっしゃるかと思いますが、この仕事をしていると案外知らない方も多いです。

この3つの結び方さえマスターしていればどんな衿型のシャツを着用しても対応できますので是非一度チャレンジしてみてください。

何年か前はノットを大きくするスタイルも流行りましたが、最近はキュッとこぶりに結ぶのがスタイリッシュで人気があります。

また、最後にネクタイにディンプル(タック)をしっかり入れる事もお忘れなく!

このディンプルの有無で印象が締まり、飛躍的にお洒落な印象を与えることができます。