これさえ覚えておけば大丈夫!(ネクタイのフォーマル度編)
こんにちは。
仕立屋 志スーツの篠田です。
〝これさえ覚えておけば大丈夫〟シリーズ、第1弾「ネクタイの結び方編」いかがでしたか?
本日は第2弾「ネクタイのフォーマル度」をご紹介させていただきます。
ネクタイにもフォーマル度があるのですが、皆さんはご存知ですか?
これも間違えてしまうと恥をかいてしまうケースがありますので、是非覚えておいてください。
まず、ビジネス用のネクタイは、暗めのダークトーンの無地と小紋柄がベーシックで合わせやすいです。
色数は抑え、同色系の濃淡でまとめると簡単に見栄えがよくなります。
では、フォーマル度を5段階に分けご紹介します。
※数字が高いものがフォーマル度高い、低い物がカジュアル度が高くなります。
フォーマル度⑤:無地(ソリッド)
ネクタイの基本。
色はネイビー・ブラウン・エンジ(ワイン)がおススメ。
フォーマル度④:水玉(ドット)
季節的には春夏柄で、ドットの大きさで呼び方が異なります。
(大)コインドット (中)ポルカドット (小)ピンドット
フォーマル度③:小紋柄
小さな模様が全体に散りばめられており、規則正しいもの、不規則なものがあります。
フォーマル度②:ストライプ(レジメンタル)
一般的によく使われる柄、比較的若年層に好まれる傾向にあります。
ホワイト・グレーのストライプがおススメです。
フォーマル度①:チェック
クラシカルな柄ではありますが、フォーマル度は最も低くカジュアル的な印象が強い。
いかがでしたか?
無地 → 水玉 → 小紋柄 → ストライプ → チェック の順でフォーマル度が変わってきます。
最近人気のペイズリーなどのプリントは、お洒落な印象が強いためカジュアル寄りになり、チェックと同等と考えていただいて大丈夫で、柄が小さい方がカジュアル度は下がります。
私はよく無地ネクタイのネイビーで一本良品をお持ちいただくことをお客様にもオススメするのですが、この考えがベースにあります。
また、ニュースキャスターや世界の政治家などをTVで確認し見比べてみるとよく分ります。
ごく稀におかしな選択をされている方もいますが、基本的に海外の方はネクタイの選び方が上手だと思います。
もし新しいネクタイをご購入予定の方は、案外持っていない無地のネイビーやブラウンなどを各一本ずつ持っていると重宝しますよ!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。