これさえ覚えておけば大丈夫!(ワイシャツ編)

こんにちは。 社長の仕立屋 志スーツの篠田です。 本日の〝これさえ覚えておけば大丈夫〟【ワイシャツ編】です。 志スーツのお客様には会社を経営される社長さんが多くいらっしゃるのですが、現場を徐々に離れ経営に重きを置き始めたことがキッカケでスーツオーダーされる方も多数いらっしゃいます。 そういう方はスーツと一緒にシャツも作られるのですが、お話を伺っているとスーツ同様にワイシャツも何を着たら良いか分からないという意見をよく聴かせていただきます。 そこで本日は、一体どんなワイシャツを選べば良いかということをブログにまとめますので是非最後まで読んでください。

ワイシャツの枚数は最低6枚

まず持っておいて欲しいワイシャツの枚数は6枚です。 一週間、シャツを無理なくローテーションする最低限の枚数だと考えてください。   ホワイト3枚・サックスブルー2枚・ストライプ1枚 基本のホワイトは3枚、色味の薄いブルー(サックスブルー)2枚、白ベースに細いストライプ1枚この組み合わせが最も使いやすいセットとなります。 これはクリーニングから戻ってきた順番に着用したとしても悩まずセンス良く着ることを可能にします。 極論を言えばホワイト6枚でも良いのですが、いつも同じシャツを着ていると思われてしまう可能性がありますのでこの割合が適切だと考えます。 チェックやマルチストライプ、ピッチの太いストライプなどは着こなしの幅を広げる目的で7枚目以降でOKです。  

衿の形はワイド系

基本はワイド系のシャツを選んでいただければ大丈夫で、最近ではクラシック回帰の傾向もあるのでセミワイドが主流になっています。今の季節のようなノーネクタイで過ごす場合は、ワイドよりも衿が開いたカッタウェイタイプも衿の開襟部分がキレイに大きく開くのでおススメです。 ファイル 2017-05-30 10 54 58  ファイル 2017-05-30 10 55 07    ここで一つ注意点 衿をボタンで留めるボタンダウンシャツ、これはカジュアルシャツに分類されます。 従ってベスト付のスリーピーススーツと合わせるのは不適切となるので注意してください。通常のビジネスではそこまで気にしなくても良いですが、フォーマルシーンでは間違った着こなしとなります。  

ホワイト・サックスブルーの無地系シャツの場合、ブロードという織柄の無いツルっとした素材よりも、少し織りで変化のある物を選んだ方がシャツに表情が出てスタイリッシュな着こなしを実現させることができます。 オススメなのが ①ツイル 表面に斜めの畝(うね)が浮き出る織物の総称です。斜めの畝があることで柔らかく光沢がでます。シワになりにくく、肌触りも良い特徴を持っています。   ②ヘリンボーン ヘリンボーンは、山と谷の連続する柄で柔らかな風合いが特徴です。シャツ生地の代表的な柄の1つで秋冬、春先に活躍します。ちょっとした高級感があって、おしゃれを楽しみたい大人に適した生地です。 69     ③ロイヤルオックスフォード ロイヤルオックスフォードは、ピンポイントオックスフォードよりもさらに糸が細く、柔らかさや光沢感がさらに増します。   ④ロンドンストライプ 同じ太さのストライプが等間隔に配列されているストライプ。 ロンドンストライプは和製英語で、英米ではブロックス・ストライプという。     いかがでしたか? ポイントとしてワイシャツは比較的ベーシックなデザインを選んだ方が着用シーンを選ばずスタイリッシュに着用することができます。 スーツやジャケットを少し派手目にしたい方は特にシャツはシンプルな物をお選びいただくと、スタイリングがまとまります。 志スーツでもワイシャツキャンペーンをよく行いますが、80%以上の方が文章にあるようなシャツを選び、そこにネームやクレリック・別布などのオプションを付けていかれます。 もしシャツでお悩みのことがあれば、いつでもご相談ください。 最後まで読んでくださり、ありがとうございました。