22SS:新作生地紹介<William Halstead>
こんにちは!
トリプレッタの篠田です。
当店は〝服装で伝えるメッセージ〟をコンセプトに営業しております。
英国ブランド『William Halstead』の新作コレクション<ISSUE №2>が入荷しました。
イギリスのブラッドフォードで創業したウィリアムハルステッド、
1875年に創業した長い歴史を持つ高級紳士、婦人服地を生産する生地工場です。
特に高品質なモヘヤや撚りの強いハイツイスト素材を用いた生地を得意としており、
ポーラ地のフレスコ生地や3PLYのモヘヤ生地、サンクロスなど非常に特徴的で
また仕立て映えのする伝統的な英国生地を展開しています。
ハイツイスト(強撚)素材では、やや太めの糸を用いる事で生地の耐久性を上げ、
また撚りが強い事から生地の織り目が広く、通気性の良い清涼感ある生地が出来上がります。
モヘヤ素材においては、その使用されるモヘヤが南アフリカのケープタウンや
カンデブー産の高品質な原毛で、宝石のようなその光沢は、古くから英国のテーラー文化を支えてきました。
またこれら以上に生地の重さ(目付)のある素材では、ヴィンテージのクオリティでありながら
モダンな要素も求められる方々に大変喜ばれており、織物の黄金期を振り返りつつ、
同時に本物志向の現在のテーラー様から大変人気を博しています。
ハルステッドの生地は非常に仕立て易く、
スーツをプレスしても形や風合いが崩れにくい事から、本場SAVILE ROWのテーラーにも重宝されています。