足を長く見せるためのポイント
こんにちは、COCOROZASHI SUITの篠田です。
当店はお客様からオーダーを受ける際に、カウンセリングのような対話を重視しています。
この対話でお客様の立場やキャラクター、思い、生き方、ライフスタイルなどを自分なりに分析し、その方にとって最適な一着をご提案できるよう日々色々なシーンで服装のチェックや情報を得ることを意識しています。 色柄、シルエットなど順番に要望を聞く中でコンプレックスや悩みごともお伺いするですが、その中で一番多いのが足の長さについてです。
日本人は西洋人とは肌色から骨格まで違い、特に手足の長さはかなりの確率で西洋人よりも短くなっています。
外国人モデルを見ると、身長も高く手足もスラッとして男から見ても憧れるスタイルですが、実際の体型やスタイルをを変えることはできなくても見た目でキレイに長く見せることは可能です。
本日はこの≪足を長く見せるためのポイント≫をご紹介させていただきます。
最後までお付き合いお願いします。
一番よくないのは太い、短いからと言って隠すように太めのパンツをはくこと。
またパンツ丈を長くすると余分な生地が足元に溜まるので錯覚も重なり余計に短足に見えてしまいます。
具体的なポイントとしては以下の点が挙げられます
☆テーパードという膝から裾に掛けて細くなるパンツを選ぶこと
☆正座した時に太ももがパンパンになるくらいでちょうどいい
☆パンツ丈を長くしない
このパンツ丈を長くしないというポイントの中にテーパードが大変重要な要素となってきます。
簡単に伝えるならば、スソの細いパンツ丈はジャスト~少し短め、スソの太いパンツ丈はワンクッションなど少し長めにするとバランスが良くなります。
既製スーツの場合、パンツのスソは加工前の状態になっているので、必ずシングルかダブル仕様にするための作業が入ります。
この作業依頼時にお店の方へ〝膝からテーパードにしてください〟と伝えるだけで確実にパンツのシルエットは良くなります。
オーダーの場合、太もも・ふくらはぎも採寸でチェックしますので㎜単位でヒザ幅を調整します。
多くのオーダースーツ店が存在しますが、ここはその店の腕の見せどころと言っても過言ではない大変重要な部分でもあります。
当店もパンツにはこだわりが強く、今まで何百本も色々なブランドパンツを試着研究し、自分用で試作品を作り、失敗しては直してを繰り返し、最もキレイで長く見えるパンツラインを作る数値を見つけています。
いかがでしたでしょうか?
実際に長さは変えられませんが長く見せることはできます!
どうせ着る服ならスラッと足が長く見えるように履いた方が絶対にカッコいいですしスタイリッシュに着こなせます。
是非、そういったことでのお悩みがありましたら一度ご相談くださいね(^-^)