2018年5月7日

最近のメンズスーツの傾向をご紹介！

こんにちは！

COCOROZASHI SUITの篠田です。

昨日で楽しいGWも終わりましたが、皆さまこの連休はいかがでしたでしょうか？

私は連休中にも関わらずお客様からのご予約をたくさんいただき大変有意義に過ごすことができ、6日だけは通常通りにお休みをいただき、お世話になっている先輩方とBBQをして充実したお休みをすごすことができました。

改めて、本日から通常通りの生活に戻っていきたいと思います！！

さて、では早速ですが本日のブログは、ここ最近のスーツの傾向についてご紹介させていただきます。

これから夏用のスーツをご購入予定の方は参考になさってください。

まず最近は〝クラシック回帰〟と言う言葉がキーワードになってきているのですが、これは昔ながらのクラシックという訳ではなく、「クラシック感を大切に残しつつ時代の変化を柔軟に取り入れたスタイル」だという事を覚えておいてください。

ラペル幅

数年前から全体

的に細身のモード系スーツが主流となっており、シルエット同様にラペル幅も細いスーツが目立っていましたが、これはもう過去のデザインとなってきています。ダブル仕立てで定着している幅広ラペルだけでなく、シングルでもワイドラペルが主流となってきています。

ジャケットのラペル部分同様に時代の流れにから増えてきているのが〝プリーツ入りパンツ〟。イタリアブランドを取り扱うセレクトショップでは、ノープリーツとワンプリーツ、商品によってはツープリーツ入りのデザインパンツが販売されいます。

暑い時期にベスト着用のスリーピースは・・・と思ってしまいそうですが、スーツの原点はスリーピースです。デザイン的にはダブルベストが特に目立ってきています。

多くの方があまり意識していないかもしれませんが、ゴージラインの高さや角度によってクラシックでエレガントなスーツになってくるのは間違いありません。また同時に相手の視点を高い位置に集めることができるため、魅力的なスタイルに見せる効果もあります。

ダブルジャケットやタキシードなどフォーマルウェアに多用されるピークドラペルも拘りたいディテールの一つ。優雅さや華やかさが演出され、通常のノッチドラペルとは一味違った表情になります。

ブリティッシュテイストのスーツでよく見られるチェンジポケットも今季注目のディテールです。ジャケットの右腰ポケットの上に小さなポケットが付いているのを見たことがあると思いますが、その小さなポケットのことを〝チェンジポケット〟と言います。

もともとはお釣りを入れる小銭入れとして採用されたものですが、スーツには基本なにも物を入れない方がキレイなシルエットを実現させますので、現在ではウエストにさりげないアクセントとして用いられています。

いかがでしたでしょうか？クラシカルなデザインやディテールが取り入れられていますが、シルエットは細身にするのが現在の傾向です。

分かりやすい例えとしてプリーツ入りのパンツがありますが、これもヒップ周りはゆとりを入れますが裾にかけてはテーパードし細くなっていきます。スーツ選びの参考にしていただければ幸いです。

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