オーダータキシード
おはようございます、志スーツの篠田です。
志スーツでは、最近タキシードのオーダー依頼が増えてきています。
映画007の主役ダニエル・グレイグさんが、あまりにもカッコよく着こなした事も人気の源ではありますが、最近では若い方を中心に結婚式でも、スーツからタキシードへのシフトが目立ってきているのも人気の秘密です。
そこで今日は基本的にタキシードの内容をご紹介させていただきます。
拝絹付ショールカラー
ショール・カラーとは、帯状の肩掛けの形をした衿の事を言い日本名ではへちま衿とも言われています。
タキシードに多く使われる形で、下衿の先が丸く緩やかにカーブしているのが特徴、そこに拝絹(はいけん)と呼ばれる光沢のある布地(シルク・ポリ混など)を用います。
くるみボタン
くるみボタンとは芯となるボタンの表面をスーツやタキシードの生地でくるんだボタンの事を言います。
拝み(おがみ)ボタン
拝みボタンとは、右一対のボタンでフロントを重ねることなく突き合わせるように留めるデザインのボタンのことで、手を合わせるように正面を留めるので、左右対称でとて美しく見えます。
ちなみに注意が必要なのは、拝みボタンの留め方は慶事の時とされていますので、弔事の時は通常通りに留めてください。
上着ポケットのフラップ
タキシードを着用するのは室内が前提となりますので、基本的にはフラップは不要となります。
しかし、これはお客様のお好みで決めて頂ければ良いかと思います。
側章(そくしょう・がわしょう)
パンツの側面に付けられた飾りラインの事を言い、こちらがあるとよりフォーマル度が高まります。
いかがでしょうか?
他にもブラックからミッドナイトブルーにしたり、衿をピークドラペルにしたり、パンツをベルトレスにしたりと、細かい変更は可能ですが長く愛用できる一般的なタキシードであれば、ご紹介した仕様で対応可能です。
参考にしていただければ幸いです。