暑い時期のスーツは〝モヘア〟がオススメ
こんにちは!
トリプレッタの篠田です。
3月も中旬を過ぎいよいよ春を迎える頃になってきました。
暖かくなってくるとノーネクタイOKなクールビズが始まってきますが、職種によっては気温に関係なくしっかりとしたスーツ着用を義務付けられてる方もいらっしゃるかと思います。
そんな方が夏に着用するスーツ素材としてオススメするのが「モヘア」です。
本日はモヘアがもたらすメリット・デメリットを中心にご紹介させていただきます。
春夏向けスーツクロス〝モヘア〟
モヘアとはアンゴラゴート(山羊)の繊維を使用した服地のことを言います。
弾力性があり通気性が高い、カシミアのように価格が高いわけではないので夏スーツに取り入れやすい生地です。
モヘアスーツのメリット
✓ 通気性が高く、汗ばんでもベト付かない
✓ 光沢感が強い
✓ 生地の伸縮性が少ないのでカチッとする
✓ シワになりにくい
✓ 仕立て映えする
✓ 春先から秋口まで着用可能
モヘアスーツのデメリット
✓ 生地が硬いので耐久性が少し劣る
✓ ウールよりも伸縮性が落ちる
✓ ザラザラとした肌触りがあり敏感肌の方はチクチク感じる場合がある
モヘアが入ることによってハリコシ感が一気に増し、カチッとしたシルエットが実現するので夏でも正統派のスーツをお求めの方には大変オススメの生地になります。
モヘアツイル WOOL84%・MOHAIR16%
シャリ感のあるモヘアツイル(綾織り)の光沢感が魅力的なシリーズ。
モヘア16%なのでウールの伸縮性を保ちつつシワになりにくく風合いや光沢感を得られるという利点があります。
スーツにした場合エレガントに仕立て上がります。
モヘアクワトロ WOOL73%・MOHAIR27%
全体の約4分の1をモヘアが占めるクワトロシリーズ。
290gとウエイトがありシワの回復性や光沢感・発色の良さは最高品質に仕上がっています。
春先から秋口に掛け長期間着用できるのが特徴です。
いかがでしたか?
簡単に言うと、モヘアが入ることにより生地が少し固くなりシワになりにくいのと通気性が良くなるので暑い時期には着やすい洋服になります。
素材感が出ますのでスーツだけでなく、セットアップやパンツ単品で使用することも可能なのでジャケパンスタイルがお好きな方にとっても取り入れやすくなります。
夏用スーツとして一着持っておくと大変便利なので、是非お試しください!