スーツの寿命はどこを見るか?

こんにちは!

トリプレッタの篠田です。

 

ビジネスマンにとってスーツは仕事における戦闘服。

何着持っているかにもよりますが、週1~2回の着用ペースだと当然痛みが出てきます。

多くのお客様から質問されるのが、傷んだスーツの見極めと買替え時についてです。

ビジネスシーンにおいて、いつも最高の自分に見せるため今回はスーツの買替えのタイミングをご紹介します。

 

1.スーツの寿命について

着用頻度や業務内容にもよりますが、一般的に寿命は3年~5年だと言われています。

しかし外回り中心の営業職であったり、素材、既製品かオーダー等など様々な要素で変動はします。

当店のお客様でも短いだと1年で生地が悪くなっている方もいますし、3年着用してもほとんど痛みが出ていない方もいます。

 

2.スーツの寿命を短くする原因について

では、人によって寿命が変わってくるのはなぜか?

一番は着用頻度ですが、案外多いのが過剰なクリーニングです。

本来スーツはシーズンに1回で十分ですが、中にはシーズンに3回も4回もクリーニングに出される方がいます。

クリーニングが汗や汚れが落ち、毎回キレイな状態で着用できるメリットもありますが、

ドライクリーニング洗剤には、スーツの素材に含まれる脂分を取り除き繊維自体を傷めるというデメリットが大きいです。

 

3.買替えを考える時に見るポイント

①生地のテカリ

②破れ、汚れ、シワが戻らない

③デザインの時代遅れ

大きく分けてこの3つがポイントになりますが、特に問題視するのはテカリです。

画像のように比較的擦れが出やすい肘・太もも・ヒザは特にテカリが出やすい場所になります。

このテカリはメンテナンス不可能となりますので、まずこうなったら寿命と考えてください。

 

破れ、汚れは修復可能なことも多々ありますが、付いてしまった場所が他人から目立ったりすると難しくなります。

またシワの復元については着用期間が長くなると徐々に劣化してきます。

リネンやシルクなどの素材は元々シワに弱いのですが、スーツのメイン素材のウールは比較的シワが残りにくい性質があります。そのシワが戻らなくなってきた場合は、生地自体がくたびれてしまっている証拠として考えていただいて大丈夫です。

 

デザインの時代遅れについては、数年周期でファッショントレンドが変化していきます。多いのが全体シルエット、フロントボタンの数(留める数)、ジャケットの着丈、パンツ(タック有無)などですが、一番目立つのがフロントボタンの数(留める数)です。これはリフォームも対応できない場所になってきますので、なんとなく野暮ったい・古臭いと感じたら着なくなりますのでその場合も寿命と考えてOKです。

 

いかがでしたか?

今年の春は気温の上りが少し遅かったこともあり、まだ秋冬用スーツを着用している方も多くいます。

しかしゴールデンウィークが過ぎた今からはもう春夏服へ衣替えしていく時期になってきています。

今一度、ご自身のクローゼットの中身を確認し上記のような状態になっているスーツは思い切って捨て新しいスーツを身長することをオススメします。

 

当店もGW前から春夏スーツのオーダーが急速に増え始めていますが、まだまだ生地在庫も豊富でお好きな生地を選びやすい状況です。

今からオーダーすれば6月初旬には仕上がってきますので、是非ご入用の場合はご連絡ください。

 

 

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