今のパンツは〝プリーツ〟を選ぶべし!
こんにちは!
トリプレッタの篠田です。
ここ数年のメンズスーツ業界は〝クラシック回帰〟がキーワードになっています。
クラシック回帰と言われてもあまりピンと来ないかもしれせんが、
ザックリ言うと〝昔のディテールを今風にアレンジ〟という表現になると思います。
そんなクラシック回帰の流れの中で、一番取り入れやすいアイテムがプリーツパンツです。
プリーツとはウエスト部分にプリーツが入ってるデザインのものを指し、1990年代のファッションではこのデザインが取り入れられていましたが、イメージ的にはこんな感じじゃないでしょうか。
✓ おじさんが履いてそう……
✓ ダボダボしてそう……
こんな感じで、プリーツを入れるとどうしてもおじさんっぽい印象を与えていたと思います。
しかし、当店のお客様の9割がプリーツ入りでお仕立てしており、それも今まではノープリーツ派だった方にお試しで履いていただいた所、次からのオーダーは皆さんプリーツ入りに変更されていきます。(笑)
それだけこのプリーツパンツは魅力的だということですので、
本日はプリーツパンツの特徴やオーダー時のポイントをご紹介させてただきます。
プリーツパンツのメリット
まず、プリーツパンツのメリットをいくつかご紹介します。
1.動きやすい
まずプリーツを入れる目的はウエストサイズを大きくせずにヒップ~太もも周囲にゆとりを作ることが挙げられます。
ノープリーツでピタッとした履き心地も気持ちいいですが、車の乗降りや下にある物を取る時には破れに対する注意が必要です。しかしプリーツでゆとりを入れることによりノープリーツよりも断然動きやすくなります。
特にスポーツ経験者やでお尻の大きい方はノープリーツだとパツパツ感が増してしまい、なんとなく無理してる感が否めなかったのですが、プリーツを入れることによりゆとり量が増して自然なシルエットが作りだせます。
2.体型の変化に対応
オーダーの仕事をしていると春夏と秋冬で体型が変わってしまう方もいらっしゃいます。
一般的には秋冬に大きくなり春夏で小さくなるのですが、こういった場合でもプリーツで余裕を取っているのである程度の変化には十分対応できます。
3.エレガントさが増す
クラシック回帰というキーワードと同時繋がってくるキーワードに〝エレガント〟が存在します。
昔のスーツはプリーツを入れることで生地の柔らかさや質感を明らかにしており、ゆったりめのサイズ感も立体的なシルエットを強調するためにされていたということになります。
今風プリーツパンツのポイント
次にプリーツパンツを作る(購入)際に抑えておくポイントをご紹介。
1.テーパードシルエットは必須
まず絶対的に必要なポイントは〝テーパードシルエット〟になっているかどうかです。
これを見間違えると最初に思っていたイメージ(おじさんぽい)のシルエットになります。
ヒップと太もも周りに適度なゆとりを持たせつつ、ヒザからスソに掛けて細くするテーパードシルエットを採用することで〝美脚効果〟〝脚長効果〟を発揮させます。
2.丈感にこだわる
スーツ用のパンツなのか、ジャケパン用のパンツなのか、それともカジュアル用のパンツなのか、この3つでも丈感は変わってきます。
例えばこのようなイメージを持っていただけると分かりやすいかと思いますがフォーマルからカジュアルに掛け徐々に短くなっていくとバランスの良いシルエットで履くことができます。
スーツ → ハーフクッション~ジャスト丈
ジャケパン → ジャストサイズ~ちょっと短め
カジュアル → ちょっと短め~アンクル丈
いかがですか?
今までおじさんぽいという理由で食わず嫌いしていた方も、是非一度プリーツパンツをお試しください。
きっとその後はプリーツパンツ中心に変わっていくと思います。
当店では更に細かくサイズ指定したプリーツパンツをオーダーメイドで作っていきますので、市販品のパンツとはまた一味違ったお客様に合ったサイズ感でお仕立てすることができます。
特にブログ内にもあるテーパードのサイズ感にはこだわりを持っていますので、見た目はほとんどノープリーツと変わらない美シルエットになるよう研究を重ねてあります。
人気の傾向として、ジャケパン用プリーツパンツにはストレッチ効果の高いウール100%の素材を採用したイタリアブランをご提案させていただいておりますので、シルエットだけでなくストレッチ性まで兼ね備えたアイテムとしてお客様に大変喜ばれています。
では、ご興味のある方はいつでもお問合せ下さい。