ジャケットの正しい袖丈
こんにちは!
トリプレッタの篠田です。
先週の土日は今シーズン最初のオーダー会でした。
思った以上に気温が高く、なかなか秋冬モデルという気分には慣れない感じでしたがお客様との時間を楽しく過ごさせていただきました。
ご協力いただきました『ミウラゴルフ様』におかれましては心より感謝申し上げます。
さて、オーダーでお客様の体形に沿ったサイズの洋服を作る際、細かくチェックする部分はいくつか存在します。
今回はその中で〝ジャケットの袖丈〟について適正サイズやセルフチェックの方法などご紹介させていただきます。
正しいフィッティング
ジャケットを着用し自然に腕を下した時、〝袖口から1.0㎝~1.5㎝ほどシャツが覗く長さ〟が適正なサイズとなります。
この長さが適正だと言われる理由として、動きやすさもありますが一番は〝袖口が直接肌に触れない〟ことが大切です。
袖口が汚れたり、劣化したことがある方は、基本的に袖丈が長すぎるということになります。
セルフチェック方法
この適正サイズをご自身でチェックする方法も存在します。
ジャケット着用したまま掌を地面と平行になるように外側に折り曲げてください。
その際、袖口が手の甲にちょうど触れるのが適正です。
手の甲に届かなければ短すぎ、逆に手の甲でクッションしてしまうのは長すぎと判断できます。
正しいサイジングは好みの差ではない
カジュアルなど個人の好みで着用する洋服はお好きなサイズ感でも問題ありません。
しかし、ビジネスで着用するスーツは〝オトコの戦闘服〟。
サイジングは基本的にはルールに乗っ取った方が良いと私は考えます。
ダボっとしたサイズは全体的にだらしなく見え、パツパツしたサイズは見苦しく見えてしまいます。
正しいサイズは相手へ好印象を与えることができるため、キチンと感・清潔感・誠実さなどは圧倒的に変わって見えるものです。
〝たかが袖の長さと思わず、されど袖の長さ〟
たった数センチの差でせっかくのビジネスチャンスを逃さないよう
正しい洋服サイズをチェックする習慣を身に付けることもビジネスマンにとっては大切な能力ではないでしょうか。
最後までお付き合いくださり誠にありがとうございます。