盛和塾の勉強会
こんにちは!
トリプレッタの篠田です。
昨夜は稲盛和夫氏が塾長を務める盛和塾の勉強会に参加してきました。
色んな業種の経営者が集まり、1時間30分のDVDを拝聴、続けて弁当を食べながらのコンパ(学びの深掘り)を行うのが一連の流れとなります。
1993年の経営問答が衆力されたDVDを見ながらの勉強でしたが、何がすごいかと言えば26年前も現在も経営者の悩みはほとんど変わっていないということ。
例えば、
・中小企業の世襲制
・跡継ぎになる人が意識しなければならないこと
・トップから末端までの意思伝達
結局のところ、孔子、韓非子、二宮尊徳、西郷南洲といった先人から学べることがたくさんあるように、時代が変わっても組織運営や人心掌握などの原理原則は変わらないということ。
日々の勉強の蓄積が問題や困難に直面した時、いかに多くの知識の引き出しを持っているかによって正しい判断を迅速に行えるのかが非常に重要だと感じます。
久しぶりのDVD勉強会、ただ経営の要諦を学ぶだけでなく本当の意味を読み解くは深い内容でした。
※参考:DVDからメモした内容です。
◎中小企業の世襲制について
→稼業である事業は世襲制が望ましい
◎後継者がどういう気持ちであるかが問題(大義名分を与えるか)
→後継者は大役(雇用を守る、会社を永続させる)
→社長になるという安易な考えではなく覚悟を植え付ける必要があり
◎後継者はどうするか?
→仁義を切る(自分は能力もないが率先垂範で頑張るからよろしくお願いします)
→人柄で引っ張るしかない(謙虚さ・真面目さ)
◎経営とは経営者の全人格の投影
→リーダーシップが欠如していると投影されない(影響力が無いということ)
◎トップから末端まで意思伝達するには?
→トップ自身が従業員から尊敬される人間になること
→なかなかできることではない、だから率先垂範して社長が一番苦労すること
→従業員の中に入って行って会話をする
→従業員から立派だと言われなければならない
◎お金、ボーナスをたくさん出すから人が付いてくるわけではない
→本当の意味での大善、小善をしっかり考える必要がある
◎商売の極意
→お客様から尊敬されることが一番(「儲」→信者)