ジャケットは〝アンコン仕立て〟がオススメ!
こんにちは!
トリプレッタの篠田です。
今日は地元愛知県豊田市でラグビーワールドカップの日本代表戦が開催されます。
朝から日本代表ジャージを着たサポーターが豊田市駅周辺にたくさんいて大盛り上がりしています。
私はサッカー派ですが、最近の流行りにもしっかり乗って今日のサモア戦も全力で応援したいと思います。
さて、当店のお客様はジャケットをオーダーされるお客様は多いのですが、
そのジャケットにはほとんど〝アンコン仕立て〟を採用しています。
本日はアンコン仕立ての魅力をご紹介させていただきますので、是非知識として覚えておいてください。
アンコン仕立てとは?
アンコンとは 〝アンコンストラクティッド〟の略で非構築的な仕立てのことを指します。
通常ジャケットには裏地を始め、毛芯、接着芯など、表には見えない様々な素材を裏に入れますが、それを省いた仕立てのことを指します。
魅力①:ソフトな雰囲気
ジャケットの見た目で一番分かりやすい部分といえば〝肩周辺〟。
カチッとしたスーツには肩パッド・もしくは芯地が入り男性らしい重さや力強さを感じさせますが、アンコンにすることでリラックス感ある丸いラインに仕上がりジャケットスタイルに必要なスポーティさやラフさが表現できます。
魅力②:軽さ・柔らかさ
芯地や裏地が無いぶん、あるタイプよりも軽さと柔らかさが全く変わってきます。
柔らかいので着用時には動きの制限も少なく動きやすくなり、また同時に軽さによりフィットしたサイズ感で仕立てても着心地の良さを体感いただくことができます。
魅力③:ビジネスとカジュアルの併用が可能
レストランや旅行といったシーンでは、一般的なテーラードジャケットだと少し堅苦しく感じてしまうこともあります。
しかしアンコン仕立てのジャケットはビジネスとカジュアル両面で着用しやすく、あまりシーンに制限がありません。
いかがですか?
最近のイタリアブランドのジャケットは1年を通じてアンコン仕立てにしてくのが主流になっています。
寒い時期は薄くて寒さを感じるかもしれませんが、いわゆるデザインの一つとして認知されている状況です。
オーダーの場合で言えば、裏地をしっかり入れたデザインがお好きな方は無理にアンコンにする必要性もありませんので
そこはお客様のお好みで決めていただければ問題ありません。
これからジャケットを購入する方は、是非この仕立て方法の意味をご理解いただいた上でお選びいただければ幸いです。