服は個性の一部
こんにちは!
名古屋の仕立屋、志スーツの篠田です。
本日のブログテーマは〝服は個性の一部〟です。
その内容とあわせ、素敵なジャケットが仕上がってきましたのでご紹介しながらまとめてみます。
★イタリアCANONICO社:ブークレ素材
★ボタンホールは全てピンクの色糸仕様
★裏地は光沢感のあるピンク×グリーンのペイズリー柄
★表地を贅沢に使用したお台場仕立て
★袖ボタンは高級感・オーダーらしく本水牛
★本切羽仕様
こちらのジャケットをオーダー頂いたお客様は50代の経営者様で、最初の打合せ時から〝人と同じような服装ではなく、誰とも被らないような服を着たい〟とお話しされました。
このジャケットも生地を見た瞬間に気に入っていただき、ボタンホールや裏地に個性を出しています。
みんなと同じような服を着るということは、周囲と同じだから大丈夫、という安心感は得られますが、逆に言えばその他大勢の一人になる可能性もあります。
こちらのお客様も感覚的に、服を通じてご自身の個性をアピールすること。
ま初めてお会いした人に対ししっかりとした印象を与える意識を持たれております。
経営者という立場では、どこにビジネスチャンスが隠れているのか分からないので常にアンテナを張り巡らせ、新しく出会う人に対しても自身の印象をしっかり与えておくことが必要です。
強烈なキャラクターやカリスマ性を持たれてる方には必要ないことではありますが、そういう性質をもっているのは世の中でも一握りの方だと思います。
先天的な才能では敵わなくても、服装力を高めることで個性を出す(高める)、また大切な場面でしっかり好印象を与えることは誰でも養えれます。
このような考え方で志スーツでは
【人生の大切な瞬間を装いで応援する】という目的で仕事をしています。
人生の大切な瞬間といっても、社長就任時や社内行事・講演、結婚式や表彰式、または家族写真など多岐にわたります。
人によって大切な瞬間は違いますが、その大切な瞬間に着て頂ける、着たくなるような一着を作り続けていきたいと思います。