自らの道は自ら切りひらく
おはようございます。
トリプレッタの篠田です。
昨年12月で終了した稲盛和夫氏を塾長とした『盛和塾』。
その塾で学ぶ根幹には『京セラフィロソフィ』というものがあります。
京セラフィロソフィは全78項目あり、人生・仕事をより善き方向に推し進める『哲学』が各項目に綴られれています。
その中で私が最も影響を受けた言葉『自らの道は自ら切りひらく』をご紹介します。
『私たちの将来は誰が保証してくれるものでもありません。たとえ今、会社の業績がすばらしいものであったとしても、現在の姿は過去の努力の結果であって、将来がどうなるかは誰にも予測できないのです。
将来にわたって、すばらしい会社にしていくためには、私たち一人一人が、それぞれの持ち場・立ち場で自分たちの果たすべき役割を精一杯やり遂げていくしかありません。
誰かがやってくれるだろうという考え方で人に頼ったり、人にしてもらうことを期待するのではなく、まず自分自身の果たすべき役割を認識し、自ら努力してやり遂げるという姿勢をもたなければなりません。』
※引用:京セラフィロソフィ51
これは〝新しいことを成し遂げる〟ため、現在の自分の能力では到底できないことでも未来の一点を見つめ努力していくことの重要性を説いています。
〝現在は過去の努力の結果であり、未来はこれからの努力できまる〟
まさにこの言葉がこの哲学の本質にあたるのだと私は考えます。
自分を成長させる意欲のある人
人の意見に耳を傾けることができる謙虚さのある人
経営の神様と言われる『松下幸之助氏』は、小学校しか出ていないにも関わらず世界的企業パナソニックを作った。
氏は〝耳学問〟で分からないことは人様に教えていただくという謙虚な姿勢を生涯貫き通された素晴らしい人格者です。
そういった先人からの教えを学ぶだけでなく〝真似る〟、そして〝実践する〟。
これを繰り返していくことで、1年後・5年後・10年後には圧倒的な成長をすることができるはず。
『僕の前に道はない。僕の後ろに道は出来る』(高村光太郎)
どこかに到達する道は、きっとひとつじゃないはず。
そして、あなたが行くべき道は、まだ道のように見えていないかもしれません。
踏み慣らされた道を行くのは心地よく、安心できるもの。
でも、夢を実現させたいなら、試練を乗り越えたいなら、道なき道を進むべき時もあります。
どんな道も、誰かがそこを通るまでは存在しなかった道だということを忘れずやっていくことが大切だと勉強しました。